この道が長くて、
ぜひついてきてください!
未来の道が、延々と続きますが、しかし我々は、僧侶の団体に溶け込んでいれば、これは幸せの道になります。
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菩提の道は、遥かに遠いですが、修行者としては、もし未来永劫(みらいえいごう)よき師良き友の増上縁(ぞうじょうえん)に恵まれれば、これは非常に見事なことになります。しかし、縁が一度途切(とぎ)れたら、もう一度結ぶのはとても難しいかもしれません。私たちは寺院に住んでおり、特にブッダについて出家(しゅっけ)して、実はもう蓮華(れんげ)の中の胎児になっています。これから最も大事なことは、あなたの長期にわたる発心次第です。
我々は、五台山(ごだいさん)にいます。文殊菩薩の金色世界(きんいろせかい)はすぐここにあり、昔、法照(ほっしょう)大師様などを含めた沢山の祖師大徳(そしだいとく)が自ら入ったことがあります。ですから、どうやって仏様、菩薩のこの有りの侭(ありのまま)の解脱世界(げだつせかい)に入ることができるのかは、私たちがここで修行する課題になります。
五台山に溶け込もうと思えば、まずは「我執(がしゅう)」(自己中心の狭い考え)の問題を解決しなければなりません。ですから、毎日自分に対して木魚(もくぎょ)を叩きます。「わたしは道場に身を置かれ、気持ちの整理を習得すべき、みんなとの仲良し、精進(しょうじん)(修行に励む)をしなければなりません。和の精神は、功徳の集まりであり、和を保(たも)てば、その加持の力も得られます」
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一つの団体に身を置かれ、包容力が足りなければ、どこにもでも問題があると感じてしまいます。逆に、包容力(ほうようりょく)のある方には、ここは全部五百羅漢(らかん)で、みんなそれぞれの個性を持っているんだと感じます。ですから、一つの道場はどうであるか、その道場の中にいる人間たちはどうであるかは、観察者自身の業に関わっています。突き詰めて言えば、自分の悟りを向上させ、自分がネガティブな気持ちを生じさせないように防ぎ守り、生じたとしても、それに帰依(きえ)しないで、それを信じてはいけないということです。
同じような人事に直面する時、私たちの気持ち、自分の生命状態によって、感じ取ったことは全く違います。想像してみてご覧。自分のことさえよくわからないのに、他人のことに対してよくわかるわけがあるものですか。況(ま)して、我々の凡人である僧侶の後ろは聖僧(しょうそう)で、私たちの文殊寺(もんじゅじ)の後ろは五台山で、本当の文殊菩薩の浄土ですが、「自ら文殊浄土を見たことがある」という関門を破っていないのに、あなたは本当の真相が見られるのでしょうか。ですから、皆さんは、一つの僧侶の団体の中でこのように修行を続けていけば、業のムードがだんだん消え去って、知恵と福の報いがトントン拍子に増してきます。
未来の道は、とても遠くて長いですが、私たちは僧団(そうだん)に溶け込めば、これは幸せな道になります。そして、ますます心が安らぐようになってきます。私たちの法身である知恵の生命が素早く芽生え、成長します。すると、不生不滅(ふしょうふめつ)の法に気づき、自分の仏性(ぶっしょう)を見知るようになります。
昔ある成就者(じょうじゅしゃ)はこんな例えを話しました。「ガラスの上で絵を描いてごらん。どんな絵を描いても結局消えてしまう。しかし、ガラス自体が消えない。我々の仏性もそれと同じようであり、無量刧(むりょうごう)の絵がどんなに変わっても仏性(ぶっしょう)は変わらない。衆生(しゅじょう)は、仏性を見知らないので、生死の輪廻にあるのだ」と仰いました。
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我々が放生(ほうじょう)する時よく唱えている「即刻は究極であり、即刻は清浄であり、即刻は自在である。一つ究極であれば全てが究極になり、一つ清浄であれば全てが清浄になり、一つが自在であれば全てが自在になる」というのは、仏性のことを指しています。俗世間の人たちは、覚(かく)に背を向け、俗塵の現れに合流し、現れを追いかけ、内外の境地に耽(ふけ)り、自分の仏性を迷わせます。
出家者として、生活の営みと産業などに悩んだり、心配したりすることはないので、我々の主な勤めは、心の心性(しんしょう)(不変の心の姿、本来の清浄な心)にあります。心性は、即ち仏様であり、その本来の清浄な心を守り続けるというのは即ち法であり、自性(じしょう)が清浄であることは即ち僧であります。住持(じゅうじ)(仏法を守り保つ)の三宝(さんぼう)から自性(じしょう)の三宝(さんぼう)に戻り、そして、自性(じしょう)の三宝(さんぼう)から住持(じゅうじ)の三宝に到達できます。仏法(ぶっぽう)の燈明(とうみょう)は、以心伝心(いしんでんしん)をもって引き継がれ(灯火同士(ともしびどうし)で伝えられる)、そしてこのトンネルを通して極楽浄土世界のドアを開き、ブッダの世界に通じます。
衆生は、迷いや顛倒(てんどう)で娑婆世界(しゃばせかい)を作りましたが、諸仏(しょぶつ)は、正覚(しょうがく)の慈悲、威徳(いとく)をもって仏国(ぶっこく)を作りました。私たちが仏国(ぶっこく)を悟った時、娑婆世界(しゃばせかい)は夢幻(むげん)、泡影(ほうえい)のように変わります。私たちが、いまこの輪廻の世界がとても真実に存在していると感じていますが、それは、私たちがまだチャンネルを変えていないからです。まるで、私たちが、夢境(むきょう)に入るのと同じように、夢の世界がすべてとても真実のように存在しているものの、しかし一旦目が覚めたら、夢境(むきょう)が虚(うつ)ろでとても虚(むな)しいことがわかってきます。
出家者としては、我々はもう実は諸仏(しょぶつ)が衆生を救う事業に歩(ほ)を進めました。
ですから、ついてさえ行けば、脱組みしないかぎり、僧団の力を頼りにして功徳の積み重ねができ、仏性(ぶっしょう)を照見(しょうけん)してきます。そして、自利利他(じりりた)をはじめ、この菩提の道がきっとますます明るくなり、ますます楽しくなります。
2020年8月伝喜法師が大聖五台山古文殊寺の大雄宝殿でのご法話より
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